2019年08月24日

「わたしのおかあさんは世界一びじん」〜ロシアのことわざ「綺麗だから好きなのではなく、好きだから綺麗にみえる」をあらわした内容です

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「わたしのおかあさんは世界一びじん」という本があります。
この前、地元の新聞でも紹介していました。


●わたしのおかあさんは世界一びじん (ゆかいなゆかいなおはなし) _ ベッキー ライアー, ルース ガネット, Becky Reyher, Ruth Gannett, 光吉 郁子 _本 _ 通販 _ Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4477020872

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【あらすじ】


6歳の女の子が外で居眠りしてしまいました。
目が覚めたら、両親がいません。
あたりを探し回ります。


迷子に気づいた大人たちが、お母さんの名前を聞いてきます。


「わたしのおかあさんは、世界一びじん!」


さっそく、村じゅうの美人のお母さんが集められます。
しかし、その中にはいませんでした。


そこへ、本当のお母さんが、息せき切って走ってきました。
二人はしっかりと抱き合いました。


お母さんは、顔が丸くて目の細い、ずんぐりとした人でした。


「ねっ! 私のお母さんは美人でしょう!」


ロシアのことわざ「綺麗だから好きなのではなく、好きだから綺麗にみえる」をあらわした内容です。


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「心の目」で見る世界は、きっとやさしい世界なのだろうなあ。


小説「星の王子さま」にもこんなことが書いてあります。


「秘密を教えるよ。とてもシンプルなことなんだ。心の目で見るんだよ。大切なことは目に見えないんだ」


仕事をしていると、主観でものごとを見る時間もなく、客観的な思考で話しを進めます。
客観というより「無心」でしょうか。


特に、長期の盆休み明けは、津波のように押し寄せる仕事に対し、無心でこなしていました。
しかしそうやって働くと、翌朝に起きた際、ものすごい疲れが押し寄せてきます。
これが長期的になるとまずいですよね。


以前ならごく自然に、「心の目」で見ていたように思うのですが、すっかり見方を忘れてしまいました。


一旦仕事から離れ、好きなものに夢中になる。
そういう、シンプルなことができる力を再びチャージしたいものです。

Posted by kanzaki at 10:12
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