2019年10月18日

好きな人としかつきあわなくていい〜「人生やらなくていいリスト」より

kakinomoto2019.JPG
(新潟ではこの時期、食用菊を食べます)

●食用菊「かきのもと」 新潟市
https://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokutohana/niigatanosyokutohana/syuruibetsu/vegetables/kakinomoto.html



●人生やらなくていいリスト (講談社+α文庫) _ 四角 大輔 _本 _ 通販 _ Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/406281739X/


●神崎のナナメ読み_ デキるすごい人とは、仕事を始めた頃に一生懸命にやっていた「あたり前のこと」を、ずっと続けられる人のこと〜「人生やらなくていいリスト」より
http://kanzaki.sub.jp/archives/004424.html


著者は、ソニーミュージック、ワーナーミュージックに計15年間勤め、アーティストプロデューサーとして、絢香、Superfly、CHEMISTRY、平井堅などを手がけ、10度のミリオンヒット、20回のオリコン1位など数々の記録を創出した人。


業界的にも、生き方的にも、我々とは違う特殊な世界です。
特殊がゆえに、「我々の普通」が武器になる業界でもあるのです。


注目したのは、162ページ「Chapter25 好きな人としかつきあわなくていい」です。



・成功するまでは、軽い対人恐怖症ゆえに失敗続き。
先輩にアドバイスをもらった。


・思い切って「楽な人。疲れない人。好きな人」と、できる限り長く接するようにし、「苦手な人。疲れる人。イヤな人」とは、なるべく接触の機会を避けるべく努めた。
それによって、あの異常な疲労感や、寝る前に自分を追い込むあの癖が軽減した。


・どうしても頻繁に会わざるを得ない苦手な人(嫌いな人)とは、長く話す場面がくるまでに、挨拶やひとことレベルの「超短時間の接触」をなるべく多くもって慣れておく。


・仕事で、完全に好きな人とだけつきあうなんてできない。
確かにそうかもしれない。
まずは「少しでいいから距離を置いてみること」に挑戦してほしい。


・苦手な人とは、ランチへ行く時間を数分ずらす、その人のデスク近くを通らないようにする、話す前に要点をまとめておいて接触を最短で済ませる。
逆に好きだと思う人とは、なるべく視界に入る距離にいるようにする。
隙あらば話しかける。
直接業務に関係ない人でも仲良くする。
小さいことからやってみる。


・好きな人との時間が長く、苦手な人との時間が短くなると、過度な緊張時間が減るため、隠れていた「自分らしさ」が表に出てくるようになる。
まずは「目つきと表情」、次に「声と口調」に出る。


・自然に相手との反応もいい方向に変わってくる。
「自分らしさ」を取り戻すと、人間関係は勝手に好転してくれる


・「環境を変えるには、自分を変えるしかない」というのも、あながち嘘ではない。


※※※


あの超ハイスペック主人公「おしん」ですら、「地獄の佐賀編」では表情も死んで、なにも活躍できませんでしたよね。
苦手な人と四六時中いると、みんなそんなものです。
佐賀県から脱出することで表情も戻り、以前のような無双状態で活躍しております。


私も結構、モラハラで困っていました。
反面、素敵な人たちも多くいます。
そのおかげで辞めずにすんでいます。


上記の解説は、かなりリアルな解決方法ですよね。
実体験として、同意できる人も多いのではないでしょうか。


以前は、苦手な人とも関係を良好にしようとつとめていました。
モラハラで悩んで以降はもう、そういう労力はやめました。
その分、自分が笑顔になれる人と全力で取り組む方向に費やしています。


苦手な人と無理に良好な関係を持とうとするとですね、相手はマウントを取ってきます。
完全に見下してきます。
そういうのを感じて、疲れます。
馬鹿らしいので、もうやめました。
若いころならまだしも、この年齢でそれをやる意味がない。


一つの職場が、「自分の全世界」みたいに感じていた頃は、「自分が悪い」と思っていました。
ところが、別のところでの活動では、全然ストレスを感じません。
みんなと良好な関係の中で、最大限のパフォーマンスを発揮できています。
それを実体験できているのも、自分にとって励みというか、強みになりました。
「自分が悪い」を払しょくできると、本当に性格も変わりますよ。

Posted by kanzaki at 23:11
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