「やることを減らすこと」
「睡眠時間を確保すること」
その実践の中で、「趣味が無くなった」みたいです。
逆に、趣味とて背負うものが無くなって、気が楽といえば楽です。
会社員体質が染みついていますと、「スキマ時間」を有効に使う癖がつきますよね。
これが良い方向へ行けばよいのですが、私自身、何もしなくもてよい自由な休日ですら、やりたいことはスキマ時間にしかやっていないのです。
ぐだぐだと時間を過ごし、ようやくスキマ時間に実行する。
好きなことを集中して何時間もやるということが、どうも出来なくなったようなのです。
これも、趣味が無くなった理由かもしれません。
※
定年をむかえた人の中には、やることが無く、社会とも接点を持たなくなる人も結構います。
認知症になったり、病気になって倒れる原因にもなっていたりします。
農業を営んでいる年配の方は、いくつになっても元気だったりしますよね。
そういう意味では、定年70歳とか気が滅入りますが、「生涯現役」というのはあながち悪い話しではないのかもしれません。
(私は嫌ですが・・・)
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私を含めこのままだと、遠い将来の老後に、悲しい毎日を過ごしてしまう可能性がありますよね。
みんな、資産運用・保険・貯金とか、将来の「お金」にまつわる問題に対処するための準備はしていますよね。
けれど、日々の生き方に関して準備している人っているのでしょうかね。
「定年になったら手打ち蕎麦屋をやりたい。喫茶店をやりたい」とか、現役時代に商売をやってこなかった会社員が、無謀な野望をもくろんで失敗するのをよく見てきました。
同じ人間なのだから、今までの人生の延長線上で生き方を考えないと、失敗する可能性が高いです。
※
「趣味」という方面から老後を考えるから難しいのかも。
だって、旅行や山登りを趣味にしたとして、毎日するわけじゃないしね。
習い事もお金がかかる。
それよりも、「生活習慣」という方面から考えてみると良いのではないでしょうか。
・毎朝〇時に起きる。
・朝、家の前の掃除をする
・〇時。お決まりのコースを散歩する
・毎週〇曜日に行われるボランティア活動、コミュニティ活動に参加する
別に何でも良いと思うのですが、とにかく定期的に行うものを見つけるのです。
「生活習慣」というのは、「生活行動を自動化すること」だと思うのです。
そういうものを身につけることで、現役時代のように、毎日のルーティンワークをこなすことで、生活リズムをととのえられるのではないでしょうか。
これは別に老後に限ったことではないと思うのです。
まだ現役世代の私たちの生活も同じではないでしょうか。
「生活習慣」というキーワードから、自分の生活を見つめなおそうと思っている今日この頃です。
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