2020年05月01日

あしなが育英会、全奨学生6500人に緊急支援金15万円を給付(4月16日決定、4月28日送金済)

ashinaga20-01.JPG

あしなが育英会は、遺児家庭の救済のため、全奨学生6500人に一人15万円の給付を行いました。
4月16日に発表し、4月28日に送金済みです(入金口座の登録作業中の1年生は、作業完了次第送金)。


パートの収入でお子さんを育てているお母さんにとって、今回のコロナショックは大ダメージです。
失業した、食費がないという悩みが続出。


そこで今回、緊急支援金を行ったそうです。
こういうのをスピード感を持った対応というのでしょうね。


ashinaga20-02.JPG



私も学生時代、あしなが育英会から奨学金を借りていました。


就職氷河期世代ですので、社会人になってからも、お金には恵まれませんでした。
それでも全額きちんと返済しました。


返済しないと、次の世代に迷惑がかかるからです。
他の奨学金も借りていたので、返済額はべらぼうな数字になりました。
しかし、お金を借りることができなければ、私のような片親の家庭では、大学になんて行けませんでした。


大学へ行くことができたのは、「最大の自分への投資」だったと今も思っています。



ashinaga20-03.JPG


多分、世の中の多くの家庭は、「(違う意味で)食べ物の温かさ」というものを知らないでしょうね。


子供の貧困率は13.9%(7人に1人)。
ひとり親世帯の貧困率は50.8%。


一般世帯の平均年収は548.2万円。
母子家庭の平均年収は200万円。


今こうして、私は生きている。
いろんなことに感謝しなければいけないと思っています。
それぐらい、奇跡的なことなんだと。


だから、それを無駄にしないためにも、連休中は自粛して過ごしたいと思います。

Posted by kanzaki at 22:14
Old Topics