2020年10月28日

平均的な日本人ビジネスパーソンの一日〜オリジナリティを加えるなら「早起き」して行動するのが良いのではないでしょうか

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私たちの生活を文字に起こすと、以下のような感じになります。


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【平均的な日本人ビジネスパーソンの一日】


日本人だけでなく先進国全般、あるいは発展途上国であっても、都市部に暮らす人に共通するものが「都市型ライフスタイル」である。


平均的な日本人ビジネスパーソンの一日を想定して、朝起きてから寝るまでを、具体的なシーンで列挙してみると、こんな感じになるだろうか。


朝起きてベッドから起きたらまずは顔を洗ってシャワー。
蛇口をひねれば水がでる。
お湯がでる。
朝食はパンにコーヒー、昼は社員食堂か外食。
夜は残業があればコンビニで軽食か弁当、残業がなければ帰宅して家で食べるか、飲み会か勉強会に参加する。


なかなか手放せないのがスマートフォン。
頻繁に連絡を取る必要がある人ならガラケーも同時にもつ。
固定電話を備えている家はまだまだあるが、市街地では公衆電話ボックスは見なくなった。


買い物には小銭を使うこともまだまだ多いが、クレジットカードなど磁気カードを使うか、あるいはおサイフケータイで支払いを済ませることもある。


家庭では家電製品が一通りそろっている。
家電製品は読んで字のごとく電気で動く家庭製品。
水洗トイレが当たり前で、しかも温水自動洗浄機能付きトイレも当たり前のように普及している。
オール電化という家庭すらある。


通勤や移動は電車か自動車。
スーツに革靴、オフィスでは机に向かってイスに座り、コンピュータに向かって作業。


家庭でもテーブルにイスの生活で、フローリングの床にカーペットとソファを置いてくつろぐ家庭もある。


こうした日常生活を支えているのが、鉄道、自動車、舗装道路、街路樹、電柱、街灯、そしてライフラインとしての上下水道・ガス・電気・通信といった社会インフラであり、エレベーター、エスカレーター、自動ドア、冷暖房と空調(エアコン)を備えたオフィスビルやマンションといった高層建築。


そのなかで活動しているのが、学校や病院、会社といった「組織」である。
フリーランスの人も増えてきてはいるが、まだまだ大半は組織で動いている人だろう。


娯楽や趣味には映画やテーマパーク、スポーツ観戦など無数にあり。
自宅やスポーツバーではJリーグや日本代表チームのサッカー試合をみたり、そのほかのスポーツも観戦するだけでなく自分でやることもあるだろう。


病気になったら病院にいって医者の治療を受ける。


まあ、ざっと見ればこんな感じだろうか。


※『ビジネスパーソンのための近現代史の読み方』(佐藤けんいち:著)より


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多少の違いはあれど、多くは外れていないかと思います。


「赤信号は止まれ」などの交通ルールのように、みんなが社会ルールを守っているから成り立っています。
決まったルールの中で生活すると、生活スタイルは似たようなものになるのは必然です。


そんな中で「自分らしさ」とか「主体的に充実した生活を過ごす」というのは、かなりオリジナリティを要求されます。
そんなことをしなくても、冒頭のような生活が約束されているなら、なかなか多くの人はアクションを起こさないでしょう。
かくいう私だってそうです。


そんな中、社会ルールを守りつつオリジナリティがあり、尚且つリスクの少ない生活ってなんだろうかと考えました。


「他社に縛られない時間帯『朝』に活動すればいいんじゃないのかな?」


そう思ったわけです。


4時30分に起きて、あれこれやっていることは、リスクは少ないです。
誰かに遠慮したりすることも必要ない(その誰かは寝ているから)。


どのあたりまで実践すると「自分らしさ」とか「主体的に充実した生活」になるかは分かりませんが、少なくともアクションを起こしているのは間違いないです。
そのうち、もっと早起きになってしまうかもしれません。


欠点は、「早く寝てしまう事」です。
これはメリットでもあるのですがね。


私の場合、遅くとも22時迄には寝るように試みています。
まあ、22時迄、職場で働いていることもありますが・・・。


限られた中で、主体的に生活することを模索する日々は続きます。

Posted by kanzaki at 07:01
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