2021年01月16日

それまでの生活とあまりにも違う環境にさらされたときの対処法〜その場その場を集中する。日々是好日の精神で一日を大切に扱う

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進学、就職、転勤や転職など、それまでの生活とあまりにも違う環境にさらされると、自分の心をどこに置いたら良いのか分からなくなりますよね。


精神科医・川野泰周さんによると、「その場その場を集中すればいい」のだそうです。


とてもシンプルなことですが、そのことに気づくと心がずっと軽くなるそうです。



私の好きな言葉に、『日々是好日(にちにちこれこうにち、にちにちこれこうじつ)』という禅語があります。


私たちはよく「今日はいい日になりますように」と祈ります。
そうではなく、晴れの日も雨の日も、たとえ暴風の日であっても、その日は二度と訪れないかけがえのない一日であるというのが禅の解釈です。


その日その日を全身全霊で生ききることの大切さを凝縮した言葉です。



人生も短くなってくると、限られた時間は本当に大切なものなんだと感じます。


そう思いつつ、無駄な一日を過ごすことも、そう珍しいことではありません。


大切に一日を過ごしたいと思っても、嫌なことがあったりすると、その瞬間に「さっさと今日が過ぎ去って欲しい」とも思うものです。


しかし、それはもったいないのかなと思います。


「その場その場を集中」することで、ベスト更新はできずとも、きちんと一日を「美味しくいただく」ことはできるんじゃないかなと。
食事をしたあとに「ごちそうさま」と言えるように一日を終えたいものです。

Posted by kanzaki at 06:30
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