2021年01月31日

スナフキンの名言〜「『そのうち』なんて当てにならないな。いまがその時さ。」

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「ムーミン」に登場する「スナフキン」
彼の台詞には、多くの名言があります。
今回は「今」に関する名言です。


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「あしたもきのうも、とおくはなれている。」


「『そのうち』なんて当てにならないな。いまがその時さ。」


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本当の意味で自由を謳歌して人生を楽しんでいる人は、みな一様に「いま」を生きる達人なのだと私は思います。


一昔前に、某予備校講師の「いつやるか」という掛詞に対する決め台詞が話題になりましたね。
「いつかやろうは、馬鹿やろう」という言葉もあるように、「いまここ」に集中し没頭する重要さはいたるところで言われています。


最近では「マインドフルネス」をグーグルが取り入れたことでも、瞑想などにも注目が集まっています。
私個人としては、確かに「いまここ」というメッセージが持つ重要性はあると思いつつも、一方で、このような時流の中、「いまここ」という言葉が独り歩きしているように感じたりもします。


その証拠に、これだけ「いまここ」が話題に上がりながらも、未だに世界は次の段階へシフトできているようには思えません(もっともその必要があるのかは私には分かりませんが)。


(『スナフキンの本音: 自由と、幸せと、人生について』(立樹まさ 著)より)


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スナフキンというキャラクターは、「今」という時間に集中して生きています。
過去にも未来にもとらわれていないのです。
仮に、多方面に縛られている状況であっても、目の前のことに集中して行動します。
禅の世界での考え方ですね。


そういう気風が、ストレスが多く、いろんなものに縛られている現代人・・・特に男性から好かれている理由なのかもしれませんね。


私は「過去」にとらわれがちです。
特に嫌な事とか、すぐに思い返してしまいます。
そうすると、余計に記憶に定着してしまいますから悪循環です。
これは良くないですね。


「未来」については、あまり考えていません。
漠然とした未来を考えていくと、必ず最後は「死」を考えないといけませんからね。


未来に関して強いてあげれば、「習慣」を続けていることでしょうか。
早起きの習慣は、幸い続いています。
ずっと続けていけば、遠い未来も行っているわけですから、未来へのイメージがはっきりしてきますね。



今日で1月もおしまい。
明日から新しい月です。


コロナのせいで、様々な制限がかかった生活をしています。
それを逆手にとって、生活を向上させていきたいと思っています。


それは、「やめる」ということ。
無駄な消費、無駄な考えはやめようかと。


新しいことを始めるのはハードルが高いですが、今までやってきたことをやめるのは、まだ明快です。
これはこれで大変なのはわかっていますが、残された貴重な時間を有効に使うには、こういう決断も大切なのかなと思っています。

Posted by kanzaki at 20:52
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