2021年04月01日

「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」とは〜あれこれ頭で考えすぎず、目の前の一つのこと【今ここ】だけに意識を傾ける。「倍速再生」で動画コンテンツを消化する昨今の風潮に疑問

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【喫茶喫飯】


禅に 「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」 という言葉があります。


お茶を飲む時にはお茶を飲むことに集中し、ご飯を頂く時にはそのことに集中する。
あれこれ頭で考えすぎず、目の前の一つのこと【今ここ】だけに意識を傾ける。


無心で目の前のことに取り組む大切さを説いた言葉です。

(『一日一分からはじめる おだやかな人になる所作の習慣: 毎日を心地よくするヒント』(畠山 仁美 著)より)


※※※


イライラを鎮めるため、他のことに意識を集中させるという方法があります。
集中し、他のことを考えないで取り組むことで、いま行っていることの質が高まります。


最近、「TVer(ティーバー)」をはじめとした動画配信サービスなどでは、「倍速再生」機能が付いていることが多いです。
音声は認識できる範囲で、再生速度を1.75倍速とかできるので、視聴時間を短縮できます。
お手元にある、ブルーレイディスクレコーダーなどにも機能が付いているのではないでしょうか。


なんていうか、「そこまでして、コンテンツを消化したいか?」と疑問に思ってしまうのです。
たくさんあるからといって、全てを消化する必要なんてないのですから。
お気に入りだけで良いと思うのですよ。


これは動画コンテンツに限らず、日々の生活のことすべてに当てはまります。


目の前ひとつのことをじっくり堪能する。
たとえそれが10分とか短時間であっても。
コーヒー一杯でも。
満足感って、消化した数ではないですよね。


情報過多の現代。
時間の味わい方を再認識する時期なのかなあと思っています。

Posted by kanzaki at 07:02
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