2021年06月30日

休みの日をゴロゴロしても疲れは取れない〜「血の巡り」の改善には自発的に動くことが大切

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「あなたがむなしく生きた今日は、昨日、亡くなった人が痛切に生きたいと願った明日である」


このフレーズ、公共CM等でご存知の方もいることでしょう。
休みの日をゴロゴロして無駄に過ごすと、夕方頃に気分が落ち込み、大切な一日を失ってしまいます。



休日にゴロゴロしたり、昼まで寝ていても、結局疲れが取れたという感覚ってないですよね?


理由は、ゴロゴロと休んでも「血の巡り」が改善されないからです。
質のいい血液を体の細胞のすみずみまで行き渡らせるのが、質の良い休み方です。


その為にも大切なのは、自発的に動くこと。
それは必ずしもスポーツである必要はないそうです。
自分で望んだ予定を楽しみながら取り組むと、それ自体が自発的に動くことに当てはまります。


私の場合、映画を観に行くのは決まって、「日曜日の午前」です。
コロナ禍なので日中は避け、朝一番の上映にしています。
以前なら、昼まで寝ていることもありましたが、そういうのは余程のことが無い限り減りました。
朝9時台の上映を観るには、それ相応の時間に起床し、身支度や朝食が必要です。
おのずと、平日に近い生活習慣になります。


休日の午前中から行動すると、一日を長く有効に使えて満足感があります。
それは、健康につながっているのかもしれませんね。


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●『疲れたら動け!』(小林弘幸 著)より


「悪い疲れ」を軽減する休み方に共通するキーワードは「自発的」「動く」です。


効果的な休み方と聞くと、多くの人はゴロンと横になって体を休める姿を想像するかもしれません。
しかし、それは本当の意味での休息にはなりません。
というのも、休むことの目的は「悪い疲れ」を取り、心身を良い状態に戻すことにあるからです。


休日に寝だめをしようとゴロゴロしていると結局、血流が滞ったままで体が重い状態が続いてしまい、なおさら動くのが億劫になります。
じつは、多くの人が思い描くゆっくり体を休ませるという休み方では、「悪い疲れ」は取れません。


大切なのは、自発的に動くこと。
運動はもちろん有効ですが、必ずしもスポーツをする必要はありません。
自分で望んだ予定を楽しみながら取り組むと、それ自体が自発的に動くことに当てはまります。

Posted by kanzaki at 07:08
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