2021年09月29日

「不安を振り返る」という癖を治したい

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●『寂しさや不安を癒す 人生のくすり箱 (中経出版)』(枡野 俊明 著)より


「禍福は糾える縄の如し」という言葉があります。
縄の目を手繰れば、そこには常に表と裏が代わる代わる出てくる。


人生もこれと同じで、常に幸せや不幸せが交互にやってくる。
不安などまったく感じない日もあれば、不安ばかりに襲われる日もある。
悲しみや不安が一生続くこともなければ、それらすべてから解放されることもない。


目の前の不安にとらわれてはいけません。
いずれその不安は姿を消す。そう信じて前を向くことです。


後ろから追いかけてくる不安を振り返ることなく、しっかりと前を向いて歩くことです。
その覚悟を持った時、不安は別のものに姿を変えていくのだと思います。


※※※


私はそこまで精神的に強いわけではありません。
そんな人間が、「社会」との接点として「会社」に属しています。


心が明るい時もあれば、暗い時もあります。
それは浜辺に寄せては消える波のように、絶えず変わります。


他の方を見ると、見た目も態度もちゃんとしており、どうしてこんなにハードな世の中で心を整えていられるのか不思議です。


「不安を振り返る」という癖は治した方がよいですよね。
もう条件反射。日常のルーティーンになっています。


環境を変えないと、この条件反射は治らないのでしょうか?
もし今の場所で根治するには、自分自身が変わらなければいけません。


変わるというのは相当なパワーを消費してしまいます。
う〜ん、今の私には無理だ。


ならば、他の方へ意識が向くようにするのが良いのかなと。
僅かな時間でもいいから、趣味とか全く別の方へ眼を向けることが、自然に悪しき条件反射を防ぐ方法なのかもしれません。
Posted by kanzaki at 07:02
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