2021年10月28日

「寝る前の30分」が大切〜テレビやパソコンのスイッチを切りましょう

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(万代シティのバスセンター上、レインボータワー跡地のモニュメント)

●『「寝る前の30分」が自分を変える! (ディスカヴァーebook選書)』(和田秀樹 著)より


「寝る前の30分」が大切だというのは、二つの理由があるからです。


一つは、一日を充実感とともに終わらせるためです。


このことは次章で詳しく説明しますが、かんたんにいえば、眠りにつく前に「ああ、きょうも何をするわけでもなく、夜更かししてしまったなあ」と思うような一日にしてはいけないということです。


そしてもう一つは、翌朝の気持ちのよいスタートのためです。


つまり「寝る前の30分」というのは、一日の締めくくりであると同時に、翌日のスタートでもあるのです。
そこで、目が覚めて何をやるかがわかっている人は、「寝る前の30分」のあいだにその準備を終えておきましょう。


たとえば勉強する人です。
資格取得のためにしろ、社内の昇進や昇級のためにしろ、あるいは自分のスキルアップのためにしろ、現代のビジネスマンやOLにとって勉強は欠かせない習慣になっています。


少なくとも、目の前の仕事だけを片づければいいと考える人と、それをこなしながら自分の将来のために勉強を欠かさない人では、2年や3年といった短いスパンでみても大きな差が生まれるのは明白な事実です。


問題は、その勉強時間をどう捻出するかということですが、わたしは早朝がベストだと断言していいと思っています。
仕事が終わってから夜の時間に勉強するというのは、たとえば都心にある大学や大学院のサテライト・キャンパスに通学するようなケースを除いて、時間の管理がむずかしい場合が多いからです。


もちろん、決まった時間に教室で講義を受けたりゼミに参加できるなら理想的です。
でもそれが実行できるのは、職場の環境によほど恵まれた人だけになってきます。


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どういうシナリオを描くにしろ、最初にまずやっておきたいのは、テレビやパソコンのスイッチを切ることです。


「テレビは寝る前に消せばいい」とか、「パソコンは最後のメールチェックが終わってから切ろう」ではダメなのです。
それをやるから、あとは眠るだけになってもテレビを観続けたり、パソコンもインターネットのさまざまなサイトをめぐり続けることになります。


テレビで注意したいのは、自分が観たい番組が終わったらすぐにスイッチを切るということです。
たとえば9時からの1時間番組は民放でしたら9時54分に終わります。
10時になればべつの番組が始まりますが、その数分前に終わるのがふつうです。


そこでスイッチを切ってしまえば、少なくともつぎの番組まで観始めることはありません。
観たい番組は観終わったのですから、つけておく理由はないのです。


パソコンの場合、いまは省エネモードが一般的になっていますから、放っておけばすぐにモニター画面は消えます。


でもキーボードに手をふれるだけで立ち上がりますから、いつでも操作可能な状態のままです。
これも手順を踏んでログオフし、電源を切ってしまえば、気持ちを切り替えることができるはずです。


最低限、この二つのことは「寝る前の30分」の幕開けにやっておくべきでしょう。
テレビとパソコンのスイッチさえ切れば、時間を引き延ばす最大の障害は取り除いたことになります。
なぜなら、これでベッドや布団にいつでも入ることができます。
あとは自分のシナリオにしたがっていくつかの手順を踏むだけでいいのです。


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この本では、今までより2時間早く寝ましょうと書かれています。
その分、朝に行動しましょう。
楽しみは、休日に存分に行いましょう。
だから平日は翌日の為に、さっさと寝ましょう。
その為、夜にテレビ・パソコン・お酒は控えましょう。
そんな内容です。


私は朝4時30分に起床しています。
早く起きるためには、早く寝る必要があります。


お酒は全く飲まないし、テレビもそこまで観ていません。
問題はパソコン。


早起き生活に変えてから、平日の夜は基本、パソコンを起動していません。
メールやスケジュール管理等は、スマホとBluetoothミニキーボードで書きます。
私のスマホ(Xiaomi Redmi Note 10 Pro)は6.67インチと大画面ですし、ゲームをしない私にはスペック的に申し分ありません。
必要最低限だけ使用するなら、パソコンは不要です。
夜にパソコンを使わなくなると、ダラダラと惰性で時間を消費しなくて良いですね。


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(モニュメントの中)

Posted by kanzaki at 07:05
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