2021年11月18日

「準備メモ」をつくれば聞き漏らさない

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●『メモ活』(上阪 徹 著)より


【「準備メモ」をつくれば聞き漏らさない】


ToDoリストをつくるとき、アポイントに関しては別の準備も必要になると私は考えていました。
それが「準備メモ」です。


アジェンダ、と言い換えてもいいかもしれません。


例えば、打ち合わせや会議に臨むとき、何も準備をしないで行ってしまうと、「あ、あれを聞くのを忘れた」「あれを確認していなかった」「あのお願いをしないといけないんだった」などということになりかねません。


そこで、アポイントのときには、必ず「準備メモ」をつくるようにしているのです。
打ち合わせなり、会議なりで、聞いておかなければいけないこと、お願いしておかなければいけないこと、確認しておきたいことなどを一覧にして、メモにしておくのです。

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「聞いていなかった」「お願いし忘れた」といった、うっかりを防ぐことができます。
忘れないだろうから、その場で聞けばいいや、などと思っていても、間違いなく忘れます。
忘れてしまうのです。


だから前もってメモしておく。
前日までに「準備メモ」の内容を考えて、ToDoリストをつくるときに、一緒に書き込んでしまうのです。


難しいことではありません。
アポイントに向かうとき、あるいは会議に行くときには、「自分自身が何をしなければいけないか」いくつかポイントがあるものです。


それを確実に自分の中にインプットしておくためにも、事前に準備しておいたほうがいいのです。
「準備メモ」は、何日も前から少しずつつくり始め、当日までにしっかり仕上げていくといいでしょう。


長いメモにする必要はありません。
聞いておきたいこと、確認しておきたいことなど、数十文字でさらりと書いておくだけでも十分です。


※※※


打ち合わせや会議がうまくいくかどうかは、事前準備が鍵だと常に思っています。


特に「この会議の目的はなにか?」「その場で相手に必ず確認しなければいけないことはなにか?」が重要です。
これが無いと、いくら優秀な人を集め、司会進行が長けている人がいても前へは進めません。


冒頭の「準備メモ」を作るのって、実は短時間では出来ません。
そうそう簡単に思いつかないからです。
だから何日も前から少しずつ準備するのがよいのでしょうね。
Posted by kanzaki at 07:03
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