●『勝間式生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法』(勝間 和代 著)より
これまでの著書やYouTubeでもお伝えしていることですが、現代人の不調や病気の大きな原因の一つは睡眠不足にあります。
端的に言うと、人は起きている間に老化して、溜まった老化物質を睡眠中に洗い流しています。
睡眠不足になると老化物資を洗い流しきれないため、見た目も中身も老化して、不調や病気につながるわけです。
つまり、不調や病気を防ぎたいなら寝ろ、ということです。
最新の有力説では、睡眠時間は七時間台でも足りず、八時間台が理想だと言われます。
そのことを踏まえて、私は二十二〜二十三時の間に寝て、六〜八時の間に起きる、というパターンを基本にしています。
多忙を極めた三十代のときは、寝て五、六時間でした。
当時と比べると体調は今のほうが圧倒的によく、体重は最大六十二か六十三キロから五十キロ前後まで減りました。
睡眠も肥満と無関係ではありません。
睡眠がちゃんと足りていないと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが乱れるからです。
食欲をコントロールするホルモンには、食欲を抑えるレプチンと食欲を増進させるグレリンの二つがあります。
睡眠時間が短くて活動時間が長くなると、その分、体はエネルギーを必要とするため、グレリンの分泌を増やして食欲を増進させます。
逆に、睡眠時間をちゃんと取れば、活動時間が短くなって過分なエネルギーを必要としない分、レプチンの分泌が増えて食欲が抑制されます。
その結果、適正体重になって体型を維持しやすくなるのです。
私は、スケジュールを組むとき、毎日最低七時間、できれば八時間寝る時間を確保して、残りの範囲で仕事や読書、趣味のスポーツなどを入れるようにしています。
実際に、ちゃんと寝るようになったら食欲の乱れがなくなって、食べすぎがなくなったことを実感します。
※※※
【コメント】
私は7〜8時間も睡眠をとっていません。
夜22時には寝ていますが、起床が4時30分だからです。
平均6時間30分ですね。
早寝早起きなのに、微妙に不健康かもしれません。
昼寝はしていますので、それで補完できているようにも思います。
夜は以前ほど、パソコンやスマホはいじらないようにしています。
アルコールは一切飲まないので、まだ寝つきは良いほうかも。
6時間睡眠は2日徹夜とパフォーマンスは同じという米国での研究結果もあります。
6時間あれば問題ないと思っていたのですが、認知テストや脳波では徹夜明けと同じというのは驚きです。
私は週末、次の日が休みだからと遅くまで起きていた場合、翌日は無意味に食欲が増えます。
間食も多いし、食事の量も増えます。
食欲をコントロールするホルモンのバランスが乱れているのかもしれません。
日によって生活リズムが異なるのは、やはり体に負担がかかっているかも。
毎日、同じように暮らすのが一番なのでしょうね。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |