2022年04月23日

言葉の「ディスカウント(値引き)」

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●『なぜかうまくいく人の気遣い 100の習慣』(藤本 梨恵子 著)より


Aさんは、同僚に「これ早くやって。本当に何をやらせても遅いんだから」と言います。
この言葉は交流分析ではディスカウント(値引き)と言います。


ディスカウントとは、自分や相手の人格や能力や状況を軽視、または無視し、現実を歪めることです。
ディスカウントは相手の価値を正当に認めないことによって、前向きに取り組む姿勢をくじいたり、生産的に問題解決を図ることを妨げます。


●「これ早くやって」→お願い


●「本当に何をやらせても遅いんだから」→ディスカウント(相手の能力を軽視している)


気遣いの足りない人は、自覚なく相手をディスカウントします。
そして、このディスカウントは本人も気づいていないことが多いのです。


気遣いは相手の気分を良くして、相手のパフォーマンスが自然に上がる手伝いをすることなのです。


『トム・ソーヤーの冒険』の著者マーク・トウェインは、「夢をばかにする人間からは離れなさい。器の小さい人間ほどケチをつけたがる。
真に器量の大きな人間は爐任る瓩隼廚錣擦討れるものだ」と言っています。


相手が仕事や日常で最高のパフォーマンスを発揮できるとしたら、それは相手の人生を応援していることになるのです。


※※※


【コメント】


最近は、こういうディスカウントしてくる人から距離をとっています。
こちらが疲弊するだけだからです。


あまりにも無自覚なディスカウントに、こちら側は得るものがありません。


そういう人は私にだけではなく、他の人にもディスカウントしまくっていることに今さらながらに気づきました。
ただし、それが必ずしも社会的評価・社会的地位と正比例しているとは限らないことにも注意が必要です。


「相手を変えるのは難しい。自分を変えろ」という言葉を聞きます。


実際問題、なかなか難しいものです。
私は、その人に対し「執着しない」というのが正解なのかなと思っています。


相手の感情に振り回され、自分の頭の中に相手がこびりついている状態から解放されること。
見捨てるぐらいの覚悟。
それには、環境を変えるのが一番かもしれません。

Posted by kanzaki at 06:57
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