●『ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250』(堀 正岳 著)より
ToDoリストは、未来の自分にとってわかりやすく書いておかなければ、仕事もラクになりません。
そのために、タスクは明確でアクションを起こしやすい情報を持っていないといけないのです。
効果を生み出すタスクの設定方法として、1981年にジョージ・T・ドラン氏が提唱したS.M.A.R.T(スマート)方式というものがあります。
説明する人によって頭文字の当て方はいくつかありますが、私はSpecific(具体的)で、Measurable(測定可能)で、Actionable(アクションをとれる)で、Realistic(現実的)で、Time-Based(期限がある)と説明するようにしています。
これは、いつ・何を・どの程度行うのかが明確かどうかということですが、特に重要なのは「アクション」が書かれているかどうかです。
たとえばToDoリストにただ「ブログ」と書くのではなく、「◯◯のネタについて下書きを書く」といったように、具体的にどのように手を動かすのかについて書くように注意するのです。
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【コメント】
付箋に「やること(ToDo)を書く際、文章で書くということはしたことがありませんでした。
私は、仕事の予定は「Outlook(Outlook.com)」を使用しています。
予定を書く際は、上記の「S.M.A.R.T(スマート)方式」に近い感じで書いています。
そもそも私は基本、「ToDoリスト」を予定表へ入力しています。
今日や明日等、具体的な日時は分からなくても、このしばらくの間にやらないといけないものは、毎日その予定を繰り返し表示されるように設定しています。
予定表とToDoリストは、一緒にしていた方が目にとまりやすく、実行しやすいように感じます。
GoogleカレンダーにしてもOutlookにしても、予定を記入する際は「最初と終わりの時間」が一応記入されるのがメリットですよね。
大抵、1時間とか3時間とかざっくりではありますが、それでも他の仕事と被らないように時間調整が意識的にできます。
単にやることを書くだけなら紙の手帳・ノート・付箋がラクチンですが、「S.M.A.R.T(スマート)方式」を実現させるにはデジタルの方がやりやすいのではないかと思います。
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