●『禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)』(枡野 俊明 著)より
禅には「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という言葉があります。
その意味は、自分の足元をよく見なさいということ。
自分の足元が見えていない人は、自分自身が見えていない、ひいては、人生の行く先も見えていないということです。
大げさに思われるかもしれませんが、こうした小さなことが実は、生き方に大きく影響しています。
家に帰ったら、玄関で脱いだ靴をきちんと揃える。
食事に行って座敷に上がるときにも、靴をすっと揃える。
たったこれだけのこと。三秒もあれば十分です。
しかしこうした習慣を身につけることで、不思議と生活すべてがきりっとしたものになる。
生き方が美しくなる。人間とはそういうものなのです。
※※※
【コメント】
確かに、靴を揃えている人は、ちゃんとした人が多いように思います。
靴を揃えるのが先か、ちゃんとした人間になるのが先か、どちらが先かは分かりませんが関連はありそうです。
今後、「丁寧な暮らし」をしていくにおいて、この身近な行為はさり気なく、続けたいと思っています。
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