●『ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250』(堀 正岳 著)より
睡眠や食事が足りているにもかかわらず、体がだるいと感じられることがあります。
疲れが抜けにくく、午後に眠気がおそってきやすくなって、全体的に調子が悪いという状態です。
病的な原因や慢性的な理由がない場合、こうした疲労は脱水症状によってもたらされていることがよくあります。
生活を劇的にラクにする可能性があるのに見過ごされることが多いのが、日常における水の補給なのです。
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以前は「1日にコップ8杯」といった目標や目安が紹介されることもありましたが、現在ではそうした量には個人差が大きいということがわかっています。
もし激しい運動も日常的に行うなら、お茶やコーヒーなどといった利尿作用の大きい飲料ではなく、水や吸収のよい飲料で定期的に水分補給を行いましょう。
睡眠中には体が特に水分を失うので、睡眠前と起床後には意識的に水を飲むようにします。
また、慣れるまではちょっと回数が多めになることを意識しつつ、午前の水分補給、食前の水分補給、午後の水分補給といったように時間を決めておくのがよいでしょう。
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意識的に水を飲むというのは見過ごされがちな小さな習慣ですが、長い目で見たときに疲労を避け、膨大なエネルギーをムダにしないためにこれほど効果的なものもないのです。
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【コメント】
ジョギングやマラソンを経験して良かったことがあります。
「長い時間(距離)を一定のペースを維持して走るには、計画を練ること」
スタートだけ勢いよく走っても、すぐにペースが落ちますし、初速のダメージにて、それ以降の走りがきつくなります。
自分に無理のない一定のペースを維持して完走する。
これをやり遂げると、他人との順位の比較なんかよりももっと心が満たされます。
計画を立て、その通りにできたのですから。
一定のペースを維持するため、スマホで走行距離・現在の入っているペースをデータで記録・観察しながら走るのが効果的です。
今なら、スマートウォッチでもできますよね。
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冒頭で紹介した「水を飲む」というのも、朝だけ1リットル飲むとか馬鹿なことはしないこと。
小まめに飲むのがコツ。
一定の時間・ペースで飲んでみる。
そのペースを記録しながら、自分に合ったペースを探していく。
そういうペースを管理するスマホのアプリもあるでしょう。
年齢を重ねると無理がきかなくなります。
体が動かなくなってからでは遅いのです。
マメな水分補給と、十分な睡眠。
当たり前な感じの習慣ですが、それを継続することが難しいのは、皆さんもご承知の通りです。
だからこそ、自然とできるよう習慣化を意識しましょう。
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