●『「もう怒らない」ための本』(和田 秀樹 著)より)
「曖昧さ耐性」というのは、ひと言でいえば「グレーゾーン」を認めることです。
すべてのことに白黒をつけないと気がすまないという考えを捨てることです。
白と黒の間には、さまざまな濃淡のグレーがあります。
そこには、はっきりとした境界線などはありません。
どんなことでも、「ここまでは正しい」「ここから先は間違い」と線引きをするのを、やめてみてはどうでしょうか。
ずいぶんと楽になりますよ。
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「曖昧さ耐性」の低い人は、何かトラブルがあると「0%対100%」を求めます。
しかし、多くのトラブルの原因は、それほど単純ではありません。
自分にも、落ち度があるのです。
それを認められない人が怒りをコントロールできないのです。
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自分のルールだけを主張するのではなく、「まあ、いいや」で切り上げることです。
「グレーゾーン」を認め合えば、怒りはゼロにはなりませんが、100にもなりません。
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【コメント】
「グレーゾーン」を認めるのって、確かに大事ですね。
自分の心を保つためにも。
相手の考えを真っ向から拒絶するのではなく、まず受け入れて、自分の心で咀嚼してみる。
今まで、拒絶反応という感情しかできなかった心が、少しずつときほぐれていくのでしょうね。
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