●『ほんとうの贅沢』(吉沢久子 著)より
自分という人間がどれだけのものか。
私たちは、それを知っておかなければならないと思います。
自分がどれだけちっぽけなものか、という意味ではありません。
自分ができること、やるべきこと、そして自分はどうありたいと思っているかを、知っておくということです。
「自分を知る」というのは古い言い回しかもしれませんが、それによって人は生きやすくなります。
やるべきこと以外のところで、無用な努力や競争をしなくてもすむからです。
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自分ができないこと、やらなくていいことは、諦めてしまいましょう。
諦めるというよりは、切り捨てるといったほうが適切かもしれません。
自分に必要のないものを切り捨てる。
言い方を変えれば、自分に必要なものを選び取るということです。
そうやって、生き方の方向性を自分で考え、選んでいく。
この過程を経ることで、人生がより豊かになるのではないでしょうか。
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【コメント】
「役職定年後にどう生きるか?」そんなことを考える周りの人が多い中、自分も模索しております。
いろんな知識・技術を身につけようともがいてみたのですが無理ですね。
今までできなかったのに、今更できるわけがない。
好きなことはどんどん吸収できますが、必要でもないものに力を入れるほど時間も余裕も能力もありません。
他人にとって必要なモノが自分に必要とは限らない。
他人のペースだと能力を発揮できないけれど、自分のペースと自分なりのやり方なら発揮できる。
それでいいんだとふと気づき、肩の荷がおりました。
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