2023年03月13日

台湾の天才IT大臣オードリー・タンの読書法

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●『天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の4ステップと15キーワード』(オードリー・タン, 黄亜, 牧盡里 著)より


最も重要なのは、すぐに判断を下さずひたすら耳を傾けること。
文章を読むことも文章と対話することも一種の「傾聴」です。
文章との対話、そして他人との対話もすべて「読む」素材なのです。


では先に大量のデータをインプットし、それから落ち着いて判断を下すにはどうしたらいいでしょう。
これは練習すれば、誰でも習得できます。
相手が話をしている間はその話に黙って5分間耳を傾け、頭の中でむやみに判断しなければいいのです。


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文章や資料を読むときも同じです。
例えば数百ページにも及ぶ分厚い本なら、作者の話の流れに横やりを入れずに最初の200ページを一気に読んでしまい、それから改めて要点を考察します。


最初の20ページの段階で早々と判断を下すという行為は、本の内容をインプットするリズムを止めるに等しいからです。


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そもそも数百ページもある本の最初の20ページに目を通しただけで、筆者の言いたいことを理解できるものでしょうか。
自分の思い込みで性急に判断を下すのは避けるべきです。
先入観は捨てて、まずは最低でも半分は読んでみましょう。


要点をつかめるようになるのはそのあとです。
せめてそれくらい読まなければ、筆者の頭の中にある設計の完全性を把握することはできないからです。


要点の理解は、これを境に簡単になります。
判断を急がないこと。
これが一番重要です。


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【コメント】


人との対話の姿勢が、読書法にも貫かれていますね。
途中で自分の考えにて遮らず、ある程度まで読んで作者の考えを受け入れる。
考えるのはそのあと。
これは案外、勉強ですぐ挫折するような私には、ちょうど良い方法かもしれません。

Posted by kanzaki at 07:01
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