●『GRATITUDE (グラティチュード) 毎日を好転させる感謝の習慣』(スコット・アラン, 弓場隆 著)より
ふだんの生活の中ですでに持っている素晴らしいものに気づくことが、すべての豊かさの始まりである。
・・・エックハルト・トール (ドイツ生まれでカナダ在住の作家)
【失敗に対する感謝】
挫折して物事が思うようにいかないとき、落胆するのはごく自然なことである。
しかし、そんなときこそ投げやりになるのではなく、改善に向けて努力するために感謝の気持ちを持つことが大切だ。
失業や不合格などの挫折に見舞われたとき、まず、自分がつらい思いをしていることを認めよう。
次に、それを書いたり話したりすると、自分の感情を表に出すことができる。
そうすることによって気持ちを落ち着かせよう。
いったん気持ちが落ち着いたら、その経験がどんな恩恵をもたらすかを考えよう。
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その際に、3つのポジティブなことを思い浮かべるといい。
たとえひとつしか思い浮かばなくても、想像力を働かせれば、少なくとも3つは見つかるはずだ。
たとえば、スキルを磨く機会が得られる、人前で話す力がつく、家族と過ごす時間が増える、などなど。
リストを作成しながら、不運に見舞われたと思える状況に感謝をささげよう。
その際、たとえば「この挫折の中にポジティブなことが見つかって、とても感謝している」と唱えると効果的だ。
初めのうちは実行するのが難しく思えるかもしれないが、挫折の中にポジティブなことが見つかって感謝できるようになる。
それを習慣にすれば、人生の喜びが大きく増えることだろう。
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【コメント】
貧しくても豊かになれます。
その具現化として、ミニマリストなんて人達がいます。
あの人達はそこそこお金があるけれど、「モノを買うことが豊かさ」という考えを生活から外しています。
豊かさとモノのあるなしは、実は関係ないと思います。
例えば、映画を観ること。
金曜の夜、仕事帰りに映画館で2,000円払って一人でゆったり鑑賞するのもあり。
一方、仲間達がその中の一人の家に集まって、アマゾンプライム等で映画鑑賞をしながら、あーだこーだと楽しむのもあり。
前者はお金がかかるけれど、後者はかからない。
どちらが豊かとかではなく、どちらも豊かです。
(これは、岡田斗司夫さんが言ってました)
仕事で嫌なことがあっても、長い年月を通してみれば、それは大きなスキルアップになるかもしれない。
今自分が置かれている立場は変わらなくても、解釈の仕方で豊かになれるということです。
そういう解釈ができる人は、精神的にも強いと思います。
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