●『精神科医が教える ストレスフリー超大全――人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト』(樺沢 紫苑 著)より
日本人の平均貯蓄額は「1752万円」という数字を聞いたことがあるでしょうか。
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「平均」の貯蓄額は1752万円でも、「中央値」は1036万円です。
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より実態を反映しているのは、中央値のほうなのです。
さらに、この貯蓄額には、生命保険や有価証券も含まれています。
現金の貯蓄だけに絞るとグッと低くなります。
ちなみに、40代の単身世帯の貯金額は、657万円です。
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30〜40代の金銭感覚についての意識調査によると、貯金が100万円以下の人が6割で、そのうち貯金ゼロの人が、なんと23%もいるという結果が出ています。
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収入の増加による幸福度の上昇には限界があり、「年収が7万5000ドル(約800万円)を超えると幸福度と収入は連動しなくなる」といいます。
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(別の調査では)年収700万円あたりが幸福度の飽和点であることを明らかにしています。
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お金や物欲などの「地位財」による幸福は持続性が低く、健康、愛情、自由などの「非地位財」による幸福は、持続性が高いと言います。
つまり、「お金」だけに幸せを求めすぎると幸せになれないのです。
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幸せは「お金」だけではなく、「健康」「つながり」「愛情」「承認」「自己実現」「社会貢献」などによって得られるのです。
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【コメント】
株式市場等は波乱になっていますね。
月曜日、電車が停まらなければ良いのですが・・・。
正直、「健康」「つながり」「愛情」「承認」「自己実現」「社会貢献」というものは、それなりにお金は必要ですよね。
お金を使い、定期的に行動しないといけない。
50代で、仕事をしながらそれをこなすのは、かなりハードです。
ネットで調べてみたのですが、50代の現金のみの貯蓄額の中央値は、単身世帯で80万円、二人以上世帯で350万円程度でした。
貯蓄とは貯金を含めた金融資産の総称で、50代の金融資産保有額の中央値は600万円です。
平均値(1,194万円)と比べると約倍近い開きがあり、一握りの富裕層が平均値を押し上げていることがうかがえます。
思った以上に少ないですね。
自分も含めて、老後はどうやって生きるのでしょうか。
70歳過ぎても働いているかも。
死ぬのが先か、年金をもらうのが先か。
言葉通りのデッドヒートです。
氷河期世代なので、仕事に関してはロクなことはありませんでした。
多分、全国の同世代の多くはそう思っているでしょうね。
来世では良いことがあるのでしょうか?(来世なんてあるわけないのですが、つい願ってしまう)
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