●『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(キム・ユジン, 小笠原藤子 著
人々は、私がもっと何かをしたいから4時30分に起きるのだと思っているが、私にとっての朝は、何かを成し遂げる時間にもできるが一時充電する休息時間でもある。
つまり、明け方起床は、一生懸命生きる方法というより、一生懸命生きるための手段なのだ。
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どれだけ疲れていても、静かな明け方に温かいお茶を飲みながら、好きな音楽を耳にしていれば、自然とエネルギーが満たされる。
落ち込んでいるときも同じで、朝早くに自分だけの時間を過ごすことで、安心感が取り戻せる。
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70万人の遺伝子を分析したある研究によれば、朝型人間の遺伝子を持つ人は、そうでない人よりうつ病になる危険性が低く、主観的に幸福を強く感じられるという。
人間の生態リズムは24時間より若干長いが、光を感知する網膜細胞が毎朝24時間に合わせこれを初期化し、日々にうまく適応できるように助けてくれるからだ。
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私にとっては明け方起床が休息のひとときだ。
早起きして人生を楽しみはじめてからは、日常にささやかな余裕が持てるようになった。
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要は何をするかではなく、頭と心が何を感じているのかで休息の質は左右される。
朝早起きすることで本当の余裕を知ると、複雑に絡まった心をしばし忘れられる時間を、日常でも簡単に見つけられるはずだ。
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毎日ではなく週三回でもいい。
4時30分ではなくいつもより1時間だけ早く起きるのでもいい。
早起きが成功すれば、たとえ短くても朝に自分だけの時間を持つことができれば、あなたの人生の満足度はがらりと変わってくる。
時間に追われ、あちこち引きずられるのではなく、あなた自身が主導権を握って、自分の人生を歩みはじめることができるのだ。
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【コメント】
著者は海外で学び、母国で企業弁護士になった人みたいです。
本の後半になると、朝に運動(水泳等)したり、会社の仕事以外のいろんなことをこなしています。
私は毎朝、4時45分に起きています。
以前は4時30分に起床していました。
夜22時に就寝するので、7時間睡眠が確保できないのでズラしました。
4時45分でも7時間睡眠には多少足りません。
なんとか22時前には寝るように心がけています。
会社から帰るのが21時になることも多々ありますが、家が近くだからなんとかなっています。
朝が休息の時間とは思ってはいません。
出勤するまでの時間、一人でやれるルーティンを淡々とこなしているだけです。
運動、読書、ブログ更新、身支度。
他人に邪魔されない時間というのは確かですね。
その時間を使って自己成長、自己研鑽をして、他人からも明らかに分かる成長ができるかは不明ですが。
ずっとこの生活が続いているので、少なくとも自分にはあっているようです。
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