●『「ひとりが好きな人」の上手な生き方 内向型が力を発揮するための実践的エクササイズ』(ティボ・ムリス, 弓場隆 著)より
多くの人がひとつのことに集中できず、ひとつのことから別のことへと対象を移し替えている。
たとえ特定の目標を持っていても、ひとつのダイエットから別のダイエットへ、ひとつのコースから別のコースへ、ひとつの本から別の本へと移し替える。そ
して、なぜ望んでいる結果を得ることができないのかと首をかしげている。
魅力的に見えるものに目移りしやすいこの傾向は「シャイニー・オブジェクト症候群」と呼ばれ、問題になっている。
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内向型の人にとっては嬉しいことに、何かを成し遂げるまで、ひとつのことにずっと集中するのはわりと簡単にできる。
というのも、内向型の人は目新しいものにあまりワクワクしないからだ。
アインシュタインが「私はそんなに頭がいいわけではなく、問題に対して普通の人より長く取り組めるだけである」と言っているとおりだ。
大好きなことに集中して、それをより深く追求するように自分を訓練すればするほど、あなたはより幸せになることができる。
しかも、それによって、望んでいる結果が得られる可能性が高くなる。
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【コメント】
やはりなんだかんだいって、黙々と、延々と、じっくり長く取り組んだ人にはかないません。
仮にもともと才能を持っている人がいたとしても、長く取り組んだ人に追いつくのは容易ではありません。
もし追いついても、その才能を持っている人が、そのあともずっと長く取り組む保証もありません。
大人になると(否、子供もか?)、どんどん目移りして、あらゆることをつまみ食いする傾向があります。
その中で、自分に本当にあったものを見つけ、それにじっくり取り組めればいい。
けれど多くの人は生涯、つまみ食いをし続けるだけです。
どこかで、その箸の動きを止めませんか?
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