●『「思い」と「結果」の法則50 (ディスカヴァーebook選書)』(宮崎伸治 著)より
自分をいじめている人は、自らの努力でその癖を直さないかぎり、ずっといじめ続けることになります。
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自分をいじめている人は「I'm not OK」という精神状態にある人のことです。
つまり、「今の自分ではいけないんだ」と感じている人のことです。
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トーマス・ハリスによれば、だれもが子供のことは「I'm not OK」の精神状態であると述べています。
子供は両親に育ててもらわなければ生きていけません。
だれもが「自分は一人では生きていけない」という状態があるのですから、そう思うのも当然なのです。
自分をいじめ続けている人は、この精神状態から「脱皮」できずにいる人たちなのです。
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自分を批判したくなったら、ストップすることです。
自分は自分であっていいのです。
自分を認めることです。
自分の過去も許すことです。
どんなことがあっても自分を卑下することを口にしないことです。
その誘惑にけっして負けないでください。
それが素晴らしい自分になる第一歩なのです。
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【コメント】
自分をいじめている人。
現代人の多くが、そう自分を感じているのではないでしょうか。
組織や社会、政治がそう仕向けているようにも感じます。
現状維持は後退と同じ。
そういう思想を植え付けられている。
サービス残業、休日出勤。
出来ない奴の尻拭い。
それらをさも「義務」と思わせているふしがあります。
他人からのいじめ・攻撃は相手がいること。
相手をどうにかしないといけない。
一方、自分で自分をいじめているのは、自分が決心すれば即やめることができます・・・それが出来ないというのが、心の複雑さではありますが。
ただ、こうやって、「自分で自分をいじめている」という事に気づくのは良いことだと思います。
なにごとも気づきから始まりますからね。
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