2024年09月27日
ダイエットとお金の共通点
●『自分を磨け！ (ディスカヴァーebook選書)』（宮崎伸治 著）より
※『ベンジャミン・フランクリン 富を築く１００万ドルのアイデア』 （リン・Ｇ・ロビンズ著 藤本隆一訳 産能大学出版部）
お金を使うのはいとも簡単なのに、蓄えるのはその何倍、何十倍も大変ということです。 それを見抜いていたベンジャミン・フランクリンは、「１セントを節約することは、１セントを稼ぐのと同じことである」という名言を残しました。 ですから、あなたが「ついつい無駄使いする癖がある」という人なら、この格言を肝に銘じて、お金を使うようにするといいでしょう。
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どうすればお金をコントロールすることができるでしょうか。
一つの方法は、フランクリンが本書で提唱している「支出優先順位」を考えてみることです。
「支出優先順位」とは、お金を使うことで何を手に入れようとしているかを「必要度」の軸として「必要不可欠」「必要」「あればよい」「なくてもよい」の４つに、時間軸として「現在」と「将来」の２つに分け、合計８つに分類したときの優先順位のことです。
当然、理想的な優先順位は、� 峺什漾�必要不可欠」、�◆崗�来、必要不可欠」、��「現在、必要」、�ぁ崗�来、必要」、�ァ峺什漾△△譴个茲ぁ廖↓Α崗�来、あればよい」、�А峺什漾△覆�てもよい」、�─崗�来、なくてもよい」になります。この順番どおりに使っていれば、いいわけです。
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現在、あなたにあまり余裕資金がなければ、「必要不可欠」なものだけにお金を使うようにし、「あればよい」レベルのものには手を出さないことです。
「あればよい」レベルのものは、余裕資金ができてからにしましょう。
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ダイエットとお金との間に、もう一つ共通点があるとすれば、食欲をコントロールできる人がスリムな身体を手に入れることができるのと同じように、お金をコントロールできる人がお金持ちになるということです。
誤解しないでください。
お金をたくさん稼ぐ人がお金持ちになるのではなく、お金をコントロールする人がお金持ちになるのです。
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【コメント】
資産形成というと、投資の話しばかりが世の中を渦巻いています。
仕事柄、多くの相続関係を見てきましたが、正直、一般人が「資産形成ごっこ」をしても、さしてメリットがないです。
仮に、お金が増えても、増えたという事実以外、その人の人生になにも幸せがもたらされていません。
多分、人にはそれぞれ、「その人に見合った資産額」というものがあるのでは。
そして、一般庶民にはさして多くのお金が必要ではない。
人を豊かにするのは、知識と教養。
それにも多少はお金がかかりますが、資産形成なんてものには関係ない程度の額です。
今一度、自分に見合った資産額を考えたほうが良いですよ。