2024年11月02日
必要以上の荷物を持ち歩かない
●『人生を好転させる掃除道 (三笠書房 電子書籍)』(枡野 俊明 著)
平均して、人はどのくらいの時間を探し物に費やしているでしょうか。
文具メーカーのコクヨが二〇二二年に「仕事中に探し物をしている時間」を調査したところ、「一日に一三・五分」という結果が出たそうです。
これを年間に換算すると、なんと「五四時間」です。
しかも、現実にはこんなものではないでしょう。
仕事以外の時間を加えると、もっともっと増えるはずです。
探し物の多い人は、さらに多くの時間が消費されているでしょう。
人生には探し物よりもっと大切なことがたくさんあるというのに、なんともやりきれない気持ちになります。
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(鞄の中に普段から)おそらくノートパソコンとか事務用品はもとより、下着や靴下、着替えなどの�爐�泊まりセット�瓩篁韻覆匹眛�っているのでしょう。
出張のときならまだしも、ふつうに出かけるときでも、中身を入れ替えもせず持ち歩いているようです。
常に必要なものではないことは明白ですが、本人はそのバッグがないと不安になるそうです。そういう方にはこう申し上げたい。
「不安だから荷物が多くなるのではなく、必要以上の荷物を持ち歩いているから、気持ちが重くなるし、軽快に動くこともできないのですよ」と。
多すぎる荷物は、心身の自由を奪うものなのです。
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【コメント】
「必要以上の荷物を持ち歩いているから、気持ちが重くなるし、軽快に動くこともできない」
ああ、確かにそうかもしれませんね。
思い切って軽量にしてみたら、案外、それで不自由なくできるものですよね。
出張の度にそれは思いますよ。
「人生」という旅にだって、そんなに多くのモノは必要ないのかもしれません。
物理的なモノだけではなく、人間関係も、お金も。
この年齢になると、本当にそう思いますよ。