2024年11月11日
選択肢の選択
●『感情の整理ができる人は、人生うまくいく』(枡野 俊明 著)
いまの仕事が１００％自分に向いている。
そんな幸せな人は一握りです。
ほとんどの人が現状に不満を抱えています。
しかしながら、１００％向いていない仕事を人は選びません。
１００％ではないにしても、向いていると思ったからこそ、いまの仕事や会社を選んでいるはずです。
そうであるならば覚悟を決めて、いまやるべきことに心を尽くすことです。
「これが自分の生き方なのだ」と自分を信じて、一所懸命に努力をすることです。
人生は選択の連続です。
そして一つを選ぶことは、他のものを捨てることでもあります。
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選択しなかったものをいつまでも悔やむような生き方はするべきではないのです。
いまあなたが立っている場所、そこがあなたの生きる場所です。
いまやっている仕事、それがあなたのやるべき仕事です。
これらをまず信じること。
迷うことなく、覚悟をもって自分を信じることが何より大事なことです。
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【コメント】
昨今、「転職」を推奨する書籍が多いです。
その場にとどまるより、新たな場所へ挑戦せよという趣旨です。
技術者系・理系・医療系は、手に職があるから、そういう生き方もありでしょう。
大抵、そういう人が本を書籍を書いていますので注意を。
私のような総合職だと、手に職のある人のアドバイスは合致しません(腑に落ちません)。
なんでも書籍の通りだと思って実践するのは危険です。
不満はありつつも、やっていくしかない。
そこに価値が全く見いだせない場合は勿論、脱出した方が懸命です。
しかし、一時的な感情で判断してよいかとなると、私には分かりません。
私は「今」を一生懸命生きたいのです。
その日一日を懸命に、満足して生きたい。
実際、そうやって生きるようになってから、健康診断もオールAになったので、肉体的にも悪くないのでしょう。
人生の選択肢はいくつもあるけれど、その場で輝くという選択も考えたほうが良いです。