2024年11月21日

毀誉褒貶(きよほうへん) 相半ばする

kiyohouhenn.JPG

●『整える――心のストレスを消す練習』(枡野 俊明 著)


誰からも好かれようなどとは考えないことです。  


それより、できるだけあるがままの自分でいようとつとめることです。


「毀誉褒貶(きよほうへん) 相半ばする」といいます。


周囲に一〇人の人がいれば、こちらをよく思ってくれる人は五人、快く思わない人が五人いるというのが、世の中というものです。  


あるがままの自分でいて、たとえひとりでも、それをそっくり受けとめてくれる人がいたら、もう、それで十分ではありませんか。  


なにより、取り繕うところも、装うところも、誤魔化すところもないのですから、心は軽々としていられる。


その自分を受けとめてくれる相手とは、絆と呼ぶにふさわしいつきあいができるはずです。


※※※※※


【コメント】


八方美人にならず、あるがままの自分でいる。


それを自然にできるのは、50代になってからではないでしょうかね。
それより前は、理屈でわかっていても、納得するまでにはいきません。


その年齢になってから、あるがままで行動しても、過去の経験から、社会行為を逸脱することはありません。


そういう意味では、歳を重ねるのも悪くありません。

Posted by kanzaki at 07:00
Old Topics