●『生きるのがラクになる「心の洗い方」―――ゆっくり、じっくり――禅が教える「生活の知恵」 三笠書房』(枡野 俊明 著)より
やっかいなのは、いったんそこに陥ると、歯止めがきかなくなること。
一度なまけ癖がつくと、トコトンなまけるようになって、そこから抜け出すのがむずかしくなるのです。
水は低きに流れる、といいますが、まさにそれ。
すべてラクな方へ、ラクな方へ、と向かってしまう。
その結果、生きる姿勢が後ろ向きになって、身だしなみもだらしなくなり、言葉にも力がなく、行動も覇気が感じられないものになります。
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禅語の「他は是れ吾に有らず」は、自分自身がやらなければ何も起こらない、他人のしたことは自分がしたことにはならない、という意味ですが、きっかけも自分が踏み出さなければ生まれません。
しかし、一歩踏み出しさえすれば生まれるのです。
それも小さな一歩でかまわない。そのことを、まず、胸に刻みませんか?
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【コメント】
仕事なんて特に、自分が動くことで物事が進むものです。
例えそれがどんなに小さなことだったり、不完全だったとしてもです。
仕事は学校のテストと違い、正解がありません。
ゴールへ向かって、模索しながら行動するもの。
不安も多いですが、動くことでしかそれは解消できません。
行動しましょう。
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