●『仕事でいちばん大切なこと (スマナサーラ長老クラシックス)』(アルボムッレ・スマナサーラ 著)より
※苦手な相手がいる場合の対処法:
3番目のケースは、仕事などでどうしても苦手な人に接しなければならない場合です。
これは、割り切るしかありません。
どうせ、その人と一生生活を共にするわけではないのです。
仕事という目的があって、接しているだけのこと。
その場合は、医師が患者を診るように接するとうまくいきます。
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医師は治療をするときに、患者の人柄を見ているわけではなく、患部を観察しているわけです。
人間として接すると、医師としての仕事ができなくなってしまう。
人間というより、患部に集中しているわけです。
そのような態度は、プロの接し方と言えます。
私たちも、苦手な人と会社で接しなければいけない場合は、医師のようにプロとして接するといいのです。
相手がわがまま勝手なことを言っていても、見てみぬふりをするのです。
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【コメント】
仕事での人間関係は、とても悩むところです。
大体、仕事のネックになるのはこの部分。
正直、辞めたくなります。
「医師のようにプロとして接する」という心構えは、シンプルで良いですね。
冷徹なマシーンとして振る舞うのも、これまたお互い困りもの。
しかし、相手が「困ったちゃん」の場合は、こういう姿勢で防御するのもアリでしょう。
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