●『仕事でいちばん大切なこと (スマナサーラ長老クラシックス)』(アルボムッレ・スマナサーラ 著)より
朝、目が覚めたら、 「今日は、どれだけ人の役に立てるかな」 と考えるといいでしょう。
何かひとつでも人の役に立ったら、それは自分の成果、点数が上がったと考えます。
高い点数を狙うのなら、どれだけたくさん人の役に立ったのかということが大事です。
これを、生きるうえでのひとつの挑戦として考えましょう。
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人間の心身の調子には波があります。
毎日同じ気持で、同じように仕事がこなせると思うのは、現実的ではありません。
決まっている仕事ができなかったのは、自分がその時間に別なもっと大切なことをしていたのかもしれません。
それなら、たとえ仕事は進まなかったとしても、その一日はうまくいきました、ということになるのです。
たくさん仕事をするのだぞ、という気持ちではなくて、たくさん人の役に立つように、と考えるといいでしょう。
他人の役に立った分が、自分の人生の点数だと、毎朝、思うようにするのです。
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【コメント】
人は「モーニングルーティン」として、毎朝の習慣というものを何かしら取り入れているものだと思います。
(少なくとも顔を洗わない、歯を磨かないという人はいないだろう)
「行動」としての習慣。
そこに、「思考」としての習慣を取り入れるのも良いことだと思います。
なにせ、お金はかからないし、考えるだけですから、それで一日が明るくなるなら儲けものです。
「今日は、どれだけ人の役に立てるかな」 というのは素敵ですね。
聖人すぎて、小っ恥ずかしくなるかもしれません。
しかし、行動と思考は一対。
どちからの要因で、もう片方も影響が出るというもの。
自分を幸せに導いてくれる考えを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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