●『仕事でいちばん大切なこと (スマナサーラ長老クラシックス)』(アルボムッレ・スマナサーラ 著)より
(朝の通勤地獄にて)慈しみの心以外は持ってはいけません。
これ以外に、通勤地獄をしのぐ方法はないのです。
新幹線も含め、都心の電車はもう、ダイヤのぎりぎりまで運行できる電車を増やしています。
そうそう電車が増発されることもないでしょう。
物理的な工夫が限界に達しているのですから、あとは心をコントロールするしかありません。
怒りや憎しみなど、暗い思考を持たないこと。これが大事です。
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では、慈しみの心を持つためにはどうしたらいいのか。
これには、すばらしい方法があります。
次のように、心の中で念じればよいのです。
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
これこそが幸福の呪文です。
唱えれば、唱えるほど幸福になります。
難しい理屈は考えなくても、実践していればその効果はわかるはずです。
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【コメント】
難しいことを考えるのではなく、他者の幸せを願う。
そのシンプルで透明な心が、日常を潤す秘訣なんでしょうね。
全く別のところからも、そういう話しを聞いたり、読んだりしたことがあります。
私は、「周りの人たちの幸せの平均値が、自分の幸せの数値」だと思っています。
厳密に数値化できるものではないのですが、少なくともそう考えています。
そうすると、相手を思いやる気持ちが自然と湧いてきます。
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