●『わたしをご機嫌にする休日: ひとりの休日が好きになる39の過ごし方』(oto 著)より
ハーバード大学が1979年に目標に関する調査を行いました。
その調査でわかったことが、以下です。
-------
・84%の学生は目標がない
・13%の学生は目標はあるけれど、紙に書いてはいない
・3%の学生は目標があり、それを紙に書いている
-------
そして10年後に彼らを調査すると、目標があった13%の人たちの平均年収は、目標がない84%の人たちの平均年収の約2倍。
さらに目標を紙に書いていた3%の人たちの平均年収は、そのほかの97%の人たちの平均年収の10倍だったそうです。
この調査結果が意味しているのは、目標をもつことの大切さであり、さらにそれを紙に書き出すことの大切さです。
-------------
頭のなかで漠然と「やりたい」と思うだけより、紙に書き出すことで、現実化する可能性が大きくなるということ。
私が「やりたいことリスト100」を書くうえで大切にしているのが、次の3つです。
1.「したい」ではなく「する」と書く
2.「できない、無理だ」と思っても書く
3.できれば朝〜夕方までの時間に書く
--------------
一つずつ説明すると「痩せたい」と思っている人は、「痩せたい」と思いつづけるだけになりがちで、誘惑に負けます。
痩せるという結果を出すのは、「痩せたい」ではなく「痩せる」と決めた人。
同じように、 やりたいことを「やりたい」ままで終わらせないためにも「する」という形で書く ようにしています。
そして、「お金がないから無理だ」と思ったことでも、少しでも「やりたい」と思ったのなら書く。
書くことによって「無理だ」が「やれる」に変わる可能性が十分にあるからです。
できれば朝〜夕方までの時間に書くのは、なるべく頭がクリアな時間帯に書きたいからです。
--------------
やりたいことリスト100」を書いている間は、意識が”やりたいこと”と言うポジティブなことに向いています。
ずっとワクワクしていられるので、何もすることがない休日も、一気にワクワクする休日になります。
※※※※※
【コメント】
アウトプットとして紙に書き出すというのは、個人的にもよく行います。
ただし私の場合、ノートを左から右へ、上から下へは書きません。
付箋にキーワードなり、短い文章を書いてノートに貼ります。
ノートを左端から順序立てて書こうとすると、どうにもうまくいきません。
だから、思いついた部分から付箋へ書き出すのです。
付箋だったら、あとでそれらを順序を並び替えることができますからね。
こうやると不思議と沢山書けます。
人間の頭は、順序立てて考えようとすると、肝心な部分を書く際には疲弊しています。
だから書きたいことを最初に書いてしまう。
オープニングやエンディングはあとでいい。
iPadに似たような感じで書く際は、付箋に変わるものとして、いわゆる「無限ノート」へ書きます。
私は「コンセプト」という無限ノート(多分、本当は絵描きツール)に、いくばくか課金してパワーアップさせています。
ページの概念が無いかわりに、同一ページ内を上下左右、永遠に書き続けられます。
これも、順序関係なく書けるから、どんどん書く量が増えていきます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |