●『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論』(デヴォン・プライス, 佐々木寛子 著)より
私は完全無欠の生産用ロボットじゃない。
そんな人はいないのだ。
むしろ、自分の状況を敏感に感じ取って、挫折や失望に麻痺せずきちんと反応できるのは「良い」ことなのだ。
ソーチー・サンドバルの「誰もみんな、嘆き悲しむ時間が必要だ」という言葉を思い起こそう。
自分の置かれた状況に反応して感情が動くのは、適応力を示しており、生きている証拠なのだ。
こうした自然の反応を「弱さ」だと捉えるのは、「怠惰のウソ」が蔓延しているせいに他ならない。
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【コメント】
他人の評価は、ふわふわ不確定なところがあります。
それにその都度、一喜一憂していると、心にダメージが蓄積します。
良い評価に喜び、嫌な評価に嘆く。
それが当たり前。
嫌なことを試練と称して乗り越えていくというのは、社会の「やりがい搾取」につながります。
多分、良いことでは無いと思います。
長く働いてきた私がそう思うのだから、それもひとつの真理だと思う。
逃げても、良い場所なんてどこにも無いと言う人もいますが、そこはやはり「相性」というものがありますから、居心地の良いところはどこかにあります。
私は根性論で生きるより、どんどん逃げて良いと思います。
それほど、悪い環境(人間)が蔓延しているからです。
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