●『0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための』(伊藤 羊一 著)より
もちろん転職する、ということは、今の環境が変わるわけですから、職場になじめるかどうかとか、給料は下がってしまわないだろうかとか、成果が出しづらくなるのではないかなどの、リスクはあるわけです。
あてもなく行動したり、後先考えずに勤め先を辞めることは勧めません。
ただ、ここで大事なのは、どれだけ念入りに準備をしても、リスクをゼロにすることはできない、ということです。
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私がこのことに気づいたのは、35歳を過ぎてからでした。
行動に移せる人と、そうでない人を比べてみると、その一番大きな違いは、才能や性格などではなく、「リスクがゼロになるまでは動かない」のか、それとも「リスクはあって当然」としているか、その考え方の違いだけではないかと気づいたのです。
リスクは「危険」ではなく、「変動可能性」です。
新しいチャレンジをする際には、必ず(何かが変わる、という)リスクがあるわけです。
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なかなか行動に移せない人たちは、リスクがゼロになってから動こうとします。
頭ではわかっていても、動く前に100%の確証を求めようとするわけです。
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【コメント】
仕事でリスクは当然ではあります。
しかし昔よりも、従業員個人へのダメージが大きいように思うのです。
ケアはない。
会社は守ってくれない。
そういう話しをよく聞きます。
個人の人生そのものも、リスクと言うか、失敗したときのダメージが大きく復活がしにくいです。
だからみんな我慢しています。
我慢していた方が、まだリスク回避できますもの。
ハイリスク・ハイリターンは、今の時代には似合いません。
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