●『今日1日のアファメーション―自分を愛する365日』(西尾和美 著)より
共依存の人やACの人は、自らを犠牲にして他人の世話をしたり、助けたりする傾向があります。
その行動の隠れた動機は相手に感謝されたい、必要と思われたい、大切な存在だと思われたいなど、自分の自尊心のなさ、自己価値感の低さを埋める試みだったりします。
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必死に相手を助けようとしますが、相手の飢餓感には底がありません。
感謝されたいと思ってどれほどやっても、報酬は返ってこないのです。
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相手をますます無責任にしているにすぎません。
不必要な自己犠牲はやめて自分を大切にしましょう。
他人の世話をする前に、自分の世話がちゃんとできているか確かめてみましょう。
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【コメント】
相手の飢餓感には底がなく、報酬は返ってこない。
こういうことを若い時に気づいたほうが、生きるのが楽になると思いますよ。
「お互い様」というぐらいの気構えで良いと思う。
お互いが居心地がいいぐらいに安定すればベスト。
ただし、相手の機嫌は相手のもの。
相手がイライラしていても、あなたがそれで動揺する必要はありません。
相手に相手の機嫌があるように、あなたにもあなたの大切がごきげんがあるのですから。