●誰よりも短時間で、常に最高の成果を挙げる人の すごい! 時間管理術 (著:戸田 覚)より
時間をうまく見積もれないのは、普段から見積もろうとしていないからです。
もちろん、禅問答をするつもりはありません。
何か作業をするときに「三時間くらいかかるだろう」と、大まかな見積もりをして、着手してみます。
結果として二時間で終わったなら、それを覚えておきます。
このような見積もりの作業を日常的に繰り返していると、いつの間にか、的確な作業時間がわかるようになるのです。
------------
実際には時間を見積もっているのではなく、あなたの能力を自己判断しているのです。
自分の能力がわかれば、どのくらいの時間がかかるかがわかります。
繰り返しますが、クォリティを下げずに最高の作業をする最短の時間を見積もらなければなりません。
常に、自分の能力がどの程度なのか、意識して作業をしていない人には、時間を見積もることはできないのです。
------------
適切な時間の見極めはどうすればいいのでしょうか?
これは簡単です。常に全力で仕事に取り組めばいいのです。
タイムも計らず、ダラダラと走っていても、たいして速くならないでしょう。
もちろん、やりがいもなく、楽しくもありません。時間管理もまったく同じです。
※※※※※
【コメント】
この作業、仕事なら、どれぐらい時間がかかるか。
そういう意識をしていると、複数の仕事を抱えていても、両立できるものです。
私は基本、業務をこなす際、各タスクに取り掛かる時刻(年・月・日・時・分)、終了した時刻(年・月・日・時・分)を記録しています。
翌年、同様のことを行う際、どれぐらい時間が必要なのか、把握しやすいからです。
人間、一年経つと忘れているものです。
単にやり方のメモをとるだけの人もいます。
それでも勿論やれますが、時刻(年・月・日・時・分)まで記録しておくと、とても精度の高い業務マニュアルになります。
人に任せるときにも、貴重な判断になりますよ。
ウインドウズPCなら「メモ帳」を起動→F5キーを押すだけで、現在の日時を秒単位迄、簡単に記録できます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |