●「数字」で考えるコツをつかめば、仕事の9割はうまくいく (著:久保 憂希也)より
・「期限」と「数字」を入れれば、軸がぶれない
・2つの要素を入れて、責任の所在を明確にする
上司を納得させる、社内で共有するときなどは、とくにあいまいな言葉を使わないことが大事になります。
新たに設定した目標を社内で共有するケースを考えてみましょう。
実際に目標を書き出してみると、つい「図る」「徹底する」「効率化する」などと、非常にあいまいな言葉を使いがちです。
・責任の所在をあいまいにすることができる
・明確にしないほうが全体に浸透しやすいと勘違いしている
と2つの理由が考えられますが、当然、仕事をするうえでは間違った考えです。
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人に提示する文言には、次の2点を含めることを意識しなければなりません。
●期限:
仕事には期限があります。
期限がない仕事は仕事ですらありません。「いつまでにやらなければならないのか」と期限を明確にすることが必要です。
●数字を入れる:
指示・共有する仕事や目標に数字がなければ具体性がなくなります。
数字を入れることで、「やるべきこと」が明確化されるのです。
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たとえば、
「顧客からの受注業務については、適宜部署間の連携を図り、社内共有を徹底する。
また、顧客への対応は迅速、かつ適切に行うこととする」
ではなく、
「顧客からの受注業務については、受注したときから 20 分以内に社内システムに入力を行う。
また、顧客への対応は、1営業日以内に 90%以上の処理を行うこととする。
これらは9月からテスト的に実施し、 11 月末日までに完全実施される体制を整えること」
とするのです。
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期限と実施すべき目標数字を入れるだけで、誰が読んでもブレがない文言になることがおわかりいただけると思います。
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【コメント】
上記について、とても納得です。
仕事で、抽象的・あいまいな言葉を使われると、正直困ってしまいます。
実際の仕事に取り掛かる前に、具体化する作業が必要だからです。
当然、具体化する為にヒアリングを行うこと自体も仕事です。
とはいえ取引先とならともかく、せめて同じ社内ならば、数字を使った会話を最初から展開したいものです。
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