2025年04月07日

「学生キャバクラ理論」で伝え方の順番を意識する

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●任せるコツ(著:山本 渉)より


突然ですが、「学生キャバクラ理論」 をご存知でしょうか?


「キャバクラで働く人が昼に大学で勉強している」と聞くと、「それは偉い」と感心する人が多く、「大学生が夜にキャバクラで働いている」と聞くと、「それはけしからん!」と叱る人が多い。  


つまり、 同じことを伝えるにしても、情報の順番で大きく左右する という話です。


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依頼するときも、伝える情報の順番で印象は変わります。


「切り出し方が9割」といっても過言ではないくらい、出だしが重要です。  


冒頭に挙げた依頼例も、こういう切り出し方をしてみるとどうでしょう?


「先週の資料ありがとう。
役員会議で提出したらわかりやすいって評判で、またお願いできるかな? 
プロジェクトが承認されるかが懸かってる重要な書類で、この完成度でできるのが△△さんしかいないんだよ」

まずは受け入れやすい情報からスタートして、心を開いてもらうことが大切です。  
冒頭の依頼例と比較して、新しく入った重要な要素は、「意欲創出」 と「目的の明確化」 です。


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【コメント】


雨の中、金髪の不良が、捨てられた子犬を抱きかかえてあげる。
それを見て
「ああ、本当はこの人、心がキレイな人なんだ・・・」
と思う。


・・・・それと同じでしょうかね。


確かに、出だしで印象というのは変わるものですね。


同じことを伝えるにしても、表現方法で随分と印象が変わります。
表現方法だけではなく、伝える順番も意識してみましょう。

Posted by kanzaki at 06:48
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