2024年04月02日

話しが伝わらないのは話し手の問題

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●『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』(寺澤 伸洋 著)より


○人に伝える前に、ポイントを箇条書きでまとめておくこと


○話すときは、最初に「ポイントがいくつあるか」を伝えること


○全体説明の際は細かい話にこだわらないこと


○話が伝わらないのは、受け手ではなく、話し手の問題だと認識すること


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何かを説明するときには、伝えたい内容をきちんと絞ることが大切なんだよ。  
それを話の幹も枝葉もごちゃ混ぜにして説明する人が多すぎるんだよね。
だから、寺澤くんのまとめは『話の幹をピックアップした』という点ではOKだと思うよ。

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もう1つ気をつけなければいけない点があるね。それは『箇条書きにすること』なんだよ。


人って、『意識しないといけない点がいくつあるか』を事前に把握していると意識を集中させられるんだけど、いくつあるかわからない状態でお経みたいにずらーっとポイントを並べられると、途中で何を言ってるのかわからなくなるんだよ。


だから、最初にポイントを箇条書きで洗い出して、『ポイントがいくつあるか』をきちんと宣言してから話をしようね。


こうした『これからお話しする内容にはポイントが3つあります。
1つ目は……、2つ目は……』と、まず全体像から話すのがプレゼンテーションにおける1つの型だから覚えておいてね。


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【コメント】


箇条書きは、自分自身が考え、まとめる際にも便利ですよね。
順番も変えやすいですし。


相手に説明する際、知識量が多い人ほど、いきなり洪水のような情報を縦横無尽に語りだします。
そこは一旦セーブし、相手に少しずつ理解してもらえるように工夫が必要です。


大きな概要→それぞれの重要な説明→些末な説明の順番というようにです。
テレビのニュースにて、アナウンサーが話す際の論法ですね。

Posted by kanzaki at 06:57
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