(NIPCOM 第16回プラモデル展示会より)
●1分間孫子の兵法 (1分間名著シリーズ)(著:齋藤 孝)
original
進みて 名 を求めず、
退きて 罪 を避けず、
唯 だ民を 是 れ保ちて、
而 も利の 主 に合うは、国の宝なり。
(地形篇)
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孫子は、絶対の勝利が期待できる時や、敗北が予期される時には、将軍は国益のために、主君の命令に反して進退をみずから決めていいと主張しています。
将軍だけでなく、主君もまた同様に国益を思っているはずです。
主君の思いをはねつけて「自分の判断が正しい」とするには根拠が必要です。
そのポイントになるのが「無私」です。
人が判断を誤るのは、私利私欲が入るからです。
同じ能力や情報を持っていても、私利私欲があると、往々にして判断を間違えます。
「自分のため」を捨てた無私の心で、「全体のため」「みんなのため」に考える人が正しく判断できるのです。
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パナソニックの創業者・松下幸之助氏もこう言っています。
「失敗する人には『私』というものがある。成功する人には『私』がない」
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【コメント】
なぜかやけに、この「無私」という単語が心に残りました。
「ワークライフバランス」とか、「年5日の有給休暇取得義務化」と言われている現代。
「私」より「全体」を優先することに違和感がある人もいるかもしれません。
ここでいう「私」は私利私欲。
他人を犠牲にした上で成り立つ欲望。
あんまり、かっこのいいものではないですね。
スマホのせいなのか、眼の前で起こったことに対して優先順位もせず、すぐ反応する人が多い。
(発達障害の気質がある人の特徴でもありますね)
考えもしないから、優先順位の筆頭が「私」になる。
実際、「無私」の心が無いと、ちゃんと仕事に取り組めないと思うのです。
20代・30代の時の仕事だけ考えると、「無私」は拒絶反応でしかないでしょう。
歳を重ねて、組織を束ねていく時、「無私」が必要になってきますよ。
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