●14歳からの「論語」(著:ヤギ ワタル、齋藤 孝)より
君子は言に 訥 にして、 行 に敏ならんと欲す。
(里仁第四)
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「君子は、軽々しいことを言わず、やるべきことは素早くするようでありたい」。
言ったことは必ず実行する有言実行を求めた のです。
「君子は、自分の主張をまず行動で表し、その後に主張を言葉にするものだ」
(つまり、君子は口先の人ではなく、実行の人なのだ)〈為政第二〉と、不言実行も推奨しています。
孔子は考えすぎることも戒めました。
ある人が「魯の家老の 季 文 子 は三度考えてからはじめてそれを実行した」と賞讃したところ、孔子は「二度考えたらやるべきかどうかはわかる」〈公冶長第五〉と軽く突っぱねています。
即断即決せずに検討する必要があります。
しかし、考えすぎると迷いが生じてチャンスを逃しかねないのも事実です。
だから孔子は、考えたらすぐ実行せよと強調したのでしょう。
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【コメント】
私は基本、「やりながら考え、修正していく」というパターンで働いています。
仕事の内容、個人の性格によって向き不向きはあるでしょう。
けれど、このやり方のほうが、なんだかんだで前進するのですよね。
私はそんな凄いスペックでもなんでもありません。
だからこそ、行動して物事を動かし、周りの人たちにも動いてもらい、前進していくのです。
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