「休みの日も仕事が気になる・月曜日が憂鬱」の対処法〜アドラー心理学
●『アドラー心理学を職場に取り入れてみた アドラー心理学を実践で学ぶ』(小泉健一 著)より
【休みの日も仕事が気になる・月曜日が憂鬱】
自分の仕事がうまくいかないとき、職場に嫌気がさしたとき、休みが終わる日曜日が憂鬱になる経験をされた方は少なくないのではないでしょうか。
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これは、アドラー心理学で言うと「認知論」になります。
自分の認知が世界を描いているのです。
今見えている世界は、あなたが創り出したものだと言っても過言ではありません。
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何が憂鬱で何が嫌なのかを書き出してみましょう。
逆に、今出来ていることや楽しいと感じる瞬間など、現在の仕事の良い面も書き出してみましょう。
両面で考えることで俯瞰して冷静に物事を見られるようになります。
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考えをうまく整理できるようになり、『これはこうすれば解決できる』『こっちは今心配しなくても大丈夫』などと、その後のプランを立てたり、前向きに取り組む力が湧いてきます。
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ネガティブな気持ちになったときは、それはあなたが創り出しているものだということを理解しましょう。
そして、人の認知は自分次第でなんとでもなりますので、自分の気持ちを吐き出して、自分の認知を変えていきましょう。
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【コメント】
夏季休暇明け、会社へ行ってもいつものリズムが取り戻せない方も多いのではないでしょうか。
そこにまた土日の休みが入ってしまうと、ますます元に戻らない。
(私は出社するので問題ないですが!)
そうすると来週の月曜が嫌になりますよね。
自分の考えを書き出すというアウトプット行為は、確かに効果的だと思います。
良い面・悪い面などの相反するものを公平に考える良い手段です。
しかし、悩みが多い・大きい場合、そういうアウトプット行為をすることすら辛いものです。
そういう時はちょとでも良いから、、昼間に外を歩いてみてください。
目的は買い物、用事ごと、散歩なんでも構いません。
自動車や自転車を使わずに歩くのです。
自分の意志で、進むも止まるも可能ですが、自動車や自転車と違って、スピードは出ません(走ったところでたかが知れている)。
なにかする際、どんなに気が焦っても、自分の歩く速度以上には進捗しない。
やがて、遅いスピードでも良いと受け入れ、着実に歩むことでいずれは到着することを納得できるようになります。
そういう、「現実を受け入れる」「納得する」ということを体感するだけでも、心は変わってきますよ。
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