●『なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること』(チームドラゴン桜 著)より
◎「演技」は、成長をうながす「背伸び」だ
やはり「人は演じている自分になってしまう」ということです。
そもそも人間は、背伸びをして、演技をして、自分を高めていくものです。
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できないと思っても、とにかく演技をして、そうなったフリをしてみれば、意外と物事が好転することもあるのです。
だからみなさん、「優等生のフリ」「できる奴のフリ」をしましょう。
自分は平気であるかのように振る舞って、そういう演技をしていれば、きっとうまくいきます。
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理想の自分を演じていけばいいのです。
強くないからこそ、強いフリをしてみるのです。
おすすめなのは、想定外のことが起こったときのルーティンを決めておくことです。
たとえばピンチのときほど口角を上げてニヤッと笑ってみる。
または胸に手を当てて深呼吸することを徹底する。
こうして、難しい局面でもできるちょっとした工夫を決めておくことで、ピンチにもうまく対処できるようになります。
ぜひ実践してみてください!
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【コメント】
仕事でも、役職という立場がその人を成長させることがあります。
(中には、立場に甘え、ふんぞり返った残念な人もいますが・・・)
●50代の管理職で課長止まりの人の特徴とは?気になる収入も紹介!
厚生労働省の労働力調査(2022年)によると、50〜54歳男性の管理職は約22%、一般従業員は約5%でした。
会社の規模が300人以上でも、それ以下の規模でも同じような傾向です。
ちなみに、55歳以上で一般社員はいませんでした(むしろ、こちらに驚く!)。
50代の労働者の年齢別月収は、50〜54歳の男女平均額36万4700円、55〜59歳が37万円でした。
部長級は58万6200円/月(平均年齢52.7歳)、課長級は48万6900円/月(平均年齢48.8歳)。
平均金額だけ見ると、現代において子育てをしつつ、家のローンを支払い続けるのは相当厳しいです。
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2023年、アメリカのギャラップ社がまとめた「グローバル職場環境調査」を読みました。
そこには、仕事への熱意や職場への愛着を示す社員の割合が書かれています。
世界平均は23%。
2021年と比べて2ポイント上昇し、2009年に調査を始めて以降最高となりました。
日本は、「熱意あふれる従業員」と回答したのがわずか5%でした。
調査した145カ国の中で、イタリアと並び最も低くい数字です。
4年連続の横ばいで、世界最低水準が続いています。
1位のアメリカは、やる気がないと会社に判断されると、即刻評価を落とされる仕組みです。
だからこういう調査でも、やる気が無いとは回答できない背景があります。
日本は、就職氷河期世代をないがしろにして、経費削減のみに徹した約30年。
そのせいで、その世代が中心なった今になって人材が不足してしまったのが原因のひとつだと思います。
人材も不足し、環境改善にもお金を回せない。
そうすると下の世代にも負荷がかかります。
それが若年層の離職の増加にもつながります。
結局、給料が労働量に見合っていないのです。
無駄な仕事とハラスメントで成り立っているような組織が、日本企業の社風です。
そんな中で熱意なんて生まれるわけがありません。
冒頭の「演じる」というのは良いことです。
会社では、素の自分とは違うお面を被るのです。
お面というフィルターのおかげで、ダイレクトに精神をやられることを回避できます。
失言回避にもつながります。
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