2025年10月07日

人を幸福にすることができるかどうか

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●心が強い人はみな、「支える言葉」をもっている(著:齋藤 孝)より

自分はどういう状態を幸せだと感じるか。
何をもって幸福だと思うのか。
自分の「幸福観」を把握しておけば、道に迷ったときも決断がしやすくなります。


文豪川端康成は「一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。」という言葉を残しています。

これに 倣えば、 道に迷ったとき「人を幸福にすることができるかどうか」を判断の基準とすることができそうです。


幸福観は年齢が上がるにつれ、もしくは環境の変化によって変わるものでもあります。

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かつては責任ある立場に就き、周囲に尊敬されることがその方の幸福だったかもしれません。
しかし、その幸福観も変えなければいけなくなったのです。
その方も気づいたようで、「偉い自分の話」はしなくなりました。

ですから、 ずっとひとつの「幸福観」である必要はなく、そのときの状況や心境に合わせて変化させていけばいいのです。


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大局的な見方も必要です。
目先のAかBかで迷っているけれど、それが大局的にはどう位置付けられるのかがわかれば、判断を誤りません。

日本一有名な剣豪、宮本武蔵は「遠き所を近く見、ちかき所を遠く見る事」と言っています。これは、大局観を磨くための意識の持ち方です。


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【コメント】


いろんな局面での選択の際、どちらを選ぶかの良い判断になりますね。


正解がどれかなんて誰も判断できないことは多いものです。
率先して自分で決めるには、上記の心構えはとても心強いものです。

Posted by kanzaki at 07:04
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