2021年09月12日

ToDoリストを紙に書く

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●『毎日90分でメール・ネット・SNSをすべて終わらせる99のシンプルな方法』(樺沢 紫苑 著)より


【ToDoリストは絶対、紙にする】


毎日、仕事始めに「ToDoリスト」(やるべきリスト)をつくっている人も少なくないと思います。


「Googleマスター」とも呼ばれるグーグルのリサーチサイエンティスト、ダン・ラッセルが、自分の仕事術について次のように書いています。


ToDoリストは非常にシンプルです。
その日のリストは紙に書いて持ち歩き、日/週/月ごとのまとめはログファイルに記録しています。


ToDoリストをうまく活用するコツは、テクノロジーにはありません。
1日に何度も見ることと、確実に実行することが重要なのです。

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グーグルのあらゆる機能に習熟しているダン・ラッセルでさえ、ToDoリストは「紙」に書いているのです。
ToDoリストは見返す必要があるので、スマホやタブレットで管理するのは不便です。


ToDoリストのために机にスマホを置いておくと、それだけで集中力が削がれます。
スマホは視界に入ると触りたくなる「誘惑の箱」だからです。


また、ToDoリストを線で消す瞬間に、幸福物質の「ドーパミン」が分泌され、強い達成感を味わうとともに、次の仕事のモチベーションが得られるといわれます。


紙に書いて線で消す。
このアナログの作業が仕事の意欲をアップさせるのです。


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私は、仕事のスケジュール管理を「Outlook.com」で行っています。
Googleカレンダーと同様、ブラウザ上で行っているので、職場のパソコンであろうと、スマホであろうと、自宅のパソコンでも閲覧・編集できます。


毎朝、職場に着いた際、必ずやることがあります。
それは、その日に行う仕事を紙のノートへ手書きすることです。
ノートは、コクヨの「測量野帳」という小さなものです。


デジタルで管理しているのに、アナログなものへ転記するのは無駄じゃないか?
そう感じる人もいるかもしれません。


効率だけ考えれば、無駄です。
しかし、こうやって転記することで、頭に再インプットされます。


その日一日だけを再インプットすることで、その一日だけにフォーカスされます。


私は精神的におっかなびっくりなので、やることが見えすぎると足がすくんでしまいます。
だから、その日一日にフォーカスできるよう、あえてアナログなノートへ転記しています。

Posted by kanzaki at 10:21
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