2023年02月07日

行動ベースで考えさっさと行動する

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●『シンプリスト生活』(Tommy 著)より


米国ミシガン大学の研究で興味深いものがあります。


心配事の実地調査で、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになり、さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能というもの。


心配事のうち実際に起こるのはたったの4%だったのです。
心配事や不安の96%は実際には起こらない。
つまり、ただの「思い込み」であり、「取り越し苦労」にすぎないのです。

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だから、不安に苛まれていた、かつての大学生の自分に向けてアドバイスするなら、「起きたらどうしよう」と漠然と考える暇があるなら、「起きないようにするにはどう準備するか」「もし起きたらどう解決できるか」と、行動ベースで考えさっさと行動しろと言うと思います。


そして、ある程度対応策を考えたのであれば、それ以上考えない。考えても仕方ないのだから、お茶をすすり、散歩でもして気楽に構えていればよいのです。


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【コメント】


>「起きないようにするにはどう準備するか」
>「もし起きたらどう解決できるか」
>と、行動ベースで考えさっさと行動しろ


まったくその通りです。
それは、20代でも定年退職前でも同じです。


「動いたもん勝ち」というところがあります。
たとえ、成功といえるような結果じゃなかったとしても、なにかしら得るものがあります。


一番得られるのは、「納得がいく」ということ。


自分で考え行動するという主体的な生き方は、やはり満足できるのですよ。
他人に評価されなくても、やり遂げた感で満たされます。
それは、今後の前進にもつながります。

Posted by kanzaki at 06:50
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