●『会社、仕事、人間関係で 心が疲れない仕事術――会社では教えてくれないあなたの心を守る仕事のコツ7』(福山敦士 著)より
【事象をタスクに切り替える】
メンタルを強くするために鍛えるべきは「耐え忍ぶ心」ではありません。
脳が捉えた事象を、タスクに素早く落とし込むスキルです。
これができれば、メンタルが落ちるのをかなり防げます。
たとえば次のような感じです。
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■昨日の作業でミスがあった
「会社に行ったら絶対に怒られる……気が重いな」
怒られるのが怖いという思いで頭がいっぱいになり、会社に行きたくなくなる
↓
「ミスしちゃった……。上司に報告してリカバリ策を相談しよう」
タスク化:会社に行って、上司に報告し、対策を練る
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気持ち、メンタルにフォーカスするのではなく、取るべき行動(解決策)に目を向けることによってメンタルは落ちるタイミングを失うので す。
人はすべきことがあると、そのことに注力する習性があります。
また、気が重くなる出来事でも、解決策を与えてあげれば、「それをすればいいのだ」と、安心して受け入れます。
どんな状況も事象化し、できるタスクを見つけましょう。
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【コメント】
気持ち、メンタルにフォーカスするのではなく、取るべき行動(解決策)に目を向ける。
主体的な考えは行動力があり、尚且つ自分のメンタルを自然と守るものですよね。
それは日々、思います。
多くの人は「指示待ち人間」になっています。
もしくは、「目立たないように隠れる人間」か。
こうも減点方式の世の中では、それも処世術です。
減点されることを気にせず、自分が主体的になり考え、行動していくほうが、実は物事がスムーズにいくものです。
失敗も多々ありますが、その軌道修正すら主体的に行うのですから、誰もそれをとがめません(だって、その人達は傍観しているだけですから)。
そうやって気持ちと行動力を身につければ、仮に会社を辞めて新天地へ向かうとしても、恐れることは無くなるというものです。
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