●『図解 コンサル一年目が学ぶこと』(大石哲之 著)より
●会議は、結論から逆算して運営する
結論がもっとも意識されるべき場面は会議です。
会議の際には、必ず「アジェンダ」を用意します。
アジェンダは要するに議題ですが、日本語で議題というとかなり曖昧なものも含んでしまいます。
これに対し、アジェンダは、より積極的に「論点」とか「どういう結論を出すべきかというゴールイメージ」を列挙したものをさします。
たとえば、
「この会議のアジェンダは、コンサルタント一年目でもっとも大事なスキルを50個挙げることが目的です。
それが議論したいことであり、ゴールであり、結論になります」
このように、何を結論としたいのか、会議で何を決めるのか、それを数字に落とし込んで宣言しましょう。
会議の最後で何が決まっていればOKなのか。
そのテーマこそが、会議のアジェンダです。
そして、
・どういう結論を得たいのか?
・そのためにはどういう段取りをするのがよいのか?
・どういうふうにそれを決めていくのか?
といったように、得たい結論から逆算して会議の運営をします。
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●漏れなく、ダブリなく、論点を洗い出す
ロジックツリーで問題を解決するためには、次の4つを行います。
コンサルティングの過程では、これらを精緻に行っています。
1.論点を整理・分解する
2.各論点について数値分析をする
3.項目の重みづけをする
4.アクションに落とし込む
大きくて複雑な問題でも、ロジックツリーを使って小さな問題に分解することで、それぞれの論点について議論・分析ができ、全体の答えを出すことができます。
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【コメント】
会議は複数人で行い、それぞれが異なった性格、才能、持っている情報や経験が異なります。
そういう人達が集まって会議をするのですから、何かしら舵取りをしないといけません。
その為に必要なのが上記の内容です。
成り行きで進める事もあるでしょう。
そういうやり方の方が多いかもしれません。
特に、更に少単位の打ち合わせなんかがそうですね。
しかしそういう時、終わってからモヤモヤするんですよね。
一定のフォーマットに沿って考えたほうが、大抵は無理なく進められると私は思います。
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